真剣に保育士を目指す方、必見!保育実習での不安を取り除くための解決策

保育実習中に自分を成長させる準備や心構えPART2

(4)園児との会話を大切に

実習中に特に感じることが園児とうまく会話ができないことです。園児は、4,5歳児でもまだまだゆっくりと話してあげないと通じませんし、また、園児が何を言っているのか分からないこともあります。また、園児がけんかを始めたときの対応です。担当の先生からは「じっくりと話を聞いてあげなさい」という指導もあるでしょうが、泣きじゃくって話もしてくれないということもあります。落ち着いて聞いてあげると分かります。忙しいからと言って決して聞き逃さないようにしなければいけません。
 
<体験談>一番してはいけないことがありますよ。私が実習初日に勉強したことです。20人ほどの園児(5歳児)の前で「いいですか。先生が「よーいドン」と言ったらジャングルジムまで行って帰って来るんだよ。」とみんなに言って、さあ「よーいドン」・・・ちゃんと戻ってきた園児は3人だったのです。他の子はというと、ジャングルジムで遊びだしたり、鬼ごっこを始めたり散々でした。
 
それを見ていた担当の先生からまた叱られるかなあと思っていますと「いい経験したね。園児ってこうなんだよ。どうしたらよかったと思う?」というやさしい指導がありました。ここで思ったことは「失敗を恐れないでがんばれば、それが一つ一つ自分の勉強になって自分の成長にもつながる」ということです。その日の保育日誌に「一度自分が見本を見せる、5人ずつさせる、ジャングルジムの前に宝物を置いて「もって帰ってきてね」と声をかけるなどの方法を書きました。
 

(5)体調管理に気を付ける

実習中に成長することの中には、体調管理というものもあります。学生生活で不規則な生活をしていたのであれば、例えば9時から5時という時間帯を保育という形で指導にあたるのですから、自分自身が規則正しく生活をすることも学びます。ただ、保育は疲れます。担当の先生が見ている中での園児への保育は、体力だけではなく、精神的にもすごく疲れるものです。
 
<体験談>非常につらい20日間でした。園児といっぱい遊ぶことは、子どもが大好きな私にとっては何の苦にもならなかったのですが、園児が帰った後の明日の準備や実習日誌など、やることが多すぎて3日目には医者に行ったぐらいの疲れでした。私の日頃の生活リズムが悪かったという反省とともに、体力のなさも感じました。
 
実習中で体調不良で休むなんて絶対にだめですから、体調管理の重要性を改めて感じることになりました。保育士資格を目指しておられる方は、実習が迫ってきたら、最低1ヶ月前から保育園での実習の時間帯でイメージトレーニングをしっかりとしておくことをおすすめします。

 
(6)つらい実習日誌ですが、視点、課題を考えればOK

実習中、つらいなあと感じるものの一つが実習日誌ではないでしょうか。その日にあった出来事や学んだことを日誌に記録する作業です。瞬時に書いたメモをもとにして、園児の活動記録や一人一人の様子、担当の先生から指導を受けた内容などを書きます。書く際の留意点は感想ばかりを書かないことです。その日に自分がどんなことを学んだのかを中心に書きます。そのためには、毎日しっかりと視点を決めたり、課題を見つけたりすることが重要です。
 
<体験談>とにかくたいへんでした。私の場合はほとんど家に帰ってから書くという感じでしたので、疲れて眠い目をこすりながらの作業になってしまったのです。でも最後まで耐えられたのは「見る視点」をアドバイスしてくださった担当の先生のおかげだと思っています。「今日は何を見ますか。」という非常に抽象的な質問だったのですが、「今日は外遊びが中心ですから、5歳の園児のできること、できないこと、危険なことなどを中心に見ていきます。」と答えたものです。
 
保育の時間に、園児がジャングルジムで遊んでいるときにもメモを手にして一人一人の園児ができること、もう少しでできること、「危ない!」と思ったことなどがすごく見えました。視点を決めて見ることで、子どもの能力も分かるし、自分自身の勉強にもなるし、実習日誌もすらすら書けるし・・・ほんとうに助かったのです。
 

(7)実習最後の2つの忘れ物に注意

実習も終わりに近づいてきたころ、毎日が忙しい中ですが、大きく自分自身を成長させるためにやらないといけないことが2つあります。実習中ではありますが、時間を見つけて少しずつでもしておくことをおすすめします。
 
  • 実習最終日にする挨拶(園児向け、職員向け)
職員向けについては、園によっては代表挨拶になることもありますが、園児向けには必ずあります。職員向けは、園長先生をはじめとする実習を快く受け入れてくれた先生方に感謝することです。実習中に学んだことや思い出(苦しさが喜びに変わったことなど)をしっかりと伝えます。園児向けにも「あなたたちから学んだこと」を園児にわかるようにお話します。この時、園から許しを得られれば記念の手作りプレゼントを一緒に贈るといいでしょう。(折り紙で作った○○、お別れカードなど)
 
  • 実習園へお礼状を書く
よく忘れがちになるのが園に対してのお礼、感謝の手紙です。普通は実習後1ヶ月ほどたってから、封書で送るようにします。これは、実習中に焦って書く必要もありませんから、1ヶ月後のあなたの近況などを、感謝の気持ちとともに書くといいでしょう。職員室に貼り出されることもありますので、ていねいな字で誤字・脱字には気を付けてください。