真剣に保育士を目指す方、必見!保育実習での不安を取り除くための解決策

実習担当1,2歳児へのかかわり方と留意点

ここでは、
実習担当1,2歳児へのかかわり方と留意点
 
をご紹介します。
 

1歳児

1歳になりたての頃は、一人歩きのできる子とそうでない子がいることを心得ておきましょう。家庭環境の差などで大きな個人差があります。言葉に関しても女の子が早いと言われますがそうでもありません。先入観を持たずに、しっかりと一人一人を見てあげて、今どんな支援が必要かを見極めてあげることから始めましょう。 
 
トラブル対応
自己主張が強くなる頃ですので、「いや」とはっきりという子も増えてきます。おもちゃで遊んでいるときに自分の思い通りにならない時に不満をあらわに表し、かんしゃくを起こす子もいます。お友だちにおもちゃを取られた、というケースが多いですが、悔しい気持ちを言葉にできないので、泣きわめくという感じです。
 
こんなときには一緒に泣くことです。とはいえ、泣きまねは見破られますので「あのおもちゃで遊びたかったんだね。お友だちが遊んだら次は○○ちゃんだよ。」と気持ちを落ち着かせてあげるのです。お母さんの子育てでもそうですが、この時に別のおもちゃを与えて興味をそらすのはよくありません。悔しい気持ち、我慢する気持ちを育ててあげるのです。
 
歩行
保護者と相談することが一番です。家庭で歩行へのどんな支援をされているか聞きます。歩き出すと動きそのものが活発になりますので、園庭での遊びの機会を多く持ちます。実習生として任された園児の保育にあたりますが、歩行に関しては、重心がまだ安定していないので転倒することもあるということを知っておきましょう。屋内での机の角、屋外のコンクリート部分など、安全面の配慮は手抜かりなく行うようにします。
 
言葉
言葉の習得で大切なことはジェスチャーです。ジェスチャーによって会話が成り立つことが多く、それによって園児は確実に覚えていくのです。また、読み聞かせもよりオーバーにできるように実習前に練習をしておくことです。登場人物がねこなら、ねこのように、ライオンさんなら少しこわそうに読むことです。言葉の発達も個人差は大きいものですが、積極的に言葉かけをしてあげることはたいへん重要なことです。
 
自信
自立心というものを大切にしてあげるのも1歳児で留意することです。食事の場面や着替えなど、自分でやりたがります。担当の先生の保育方針にもよりますが、できる限り待ってあげることが大切です。うまくいかないから時間がかかりますが、それを見守るのも保育の重要な一つだと心得ておいてください。もちろんただ見てるだけではありませんよ。「こうすればこぼさないよ。」などの支援は必ずいります。そして、「できた!」と大きな声で褒めてあげることも忘れないようにしましょう。
 

2歳児

家庭ではイヤイヤ期真っ盛りの頃ですが、ほとんどの園児は園ではそんなことはありません。2歳でも場をわきまえているんでしょうか、内弁慶のお子さんが多いということですね。ただ、自立心が発達し、うまくいかなくても何にでも挑戦したい頃です。それをストレスに感じてしまう子どももいることは分かっておかなければなりません。
 
「泣けば自分の欲求が通る」という認識を持つのもこの頃で、実習生のあなたはそれに負けてはいけません。しかし、「ダメ!」と叱りつけてばかりも考え物です。2歳児ですが「○○だからダメ!」という説得の仕方を続けることです。曖昧な言葉かけではなく、しっかりとした話し方を心がけましょう。
 
実習生のあなたが、実際に2歳児と関わるときに覚えておいて欲しいことは次の3点です。
  1. ・系統的に運動していくと毎日少しずつ伸びていくこと
  2. ・正しい言葉で接すること
  3. ・見通しの立てられるようにしてあげること
この3点に対して正しい理解と支援を把握しておきましょう。
 
系統的な運動
思い切り走ったり、飛び跳ねたりすることが面白くてたまらない頃です。実習生のあなたは、そんな園児の動きに負けない体力作りを心がけておきましょう。ただ、保育での運動では一人一人の運動能力を把握して系統的に行います。例えば「今日は10m競走だよ」「次は15mにしよう」「うさぎさんになって走ろう」「かめさん走りだよ」など、いろいろな動きをさせるようにします。
 
正しい言葉を
どんな言葉でも吸収する頃です。記憶力がすごいのですね。実習生のあなたが気を付けなければならないのは、不適切な言葉を無意識に使ってしまうことです。ふだん、友だちとの間で使っている言葉は封印し、正しい言葉を使うようにしなければなりません。また、「これなに?」「どうして?」には正しく答えましょう。好奇心旺盛なときでもあります。園児に聞かれたことにはしっかりと答えましょう。あなたがわからないことは「先生もわからないよ。明日教えてあげるね。」と言って約束を守るようにします。
 
見通しの立てられるように
一日の始まりに「今日すること」をしっかりとお話してあげることが大切です。2歳児ではありますがしっかりと聞いています。実習生のあなたは、一人一人の顔を見ながらゆっくりとていねいに話してあげることです。「お昼ご飯をいっぱい食べたら今日はお散歩に行くよ!」など、見通しの持てる声かけが非常に大切なのです。