真剣に保育士を目指す方、必見!保育実習での不安を取り除くための解決策

園児に生活習慣を身に付けるためにやるべきこと

ここでは、
園児に生活習慣を身に付けるためにやるべきことPART1
 
をご紹介します。
 
園児に生活習慣を身に付けるためには、家庭との連携が第一だということは押さえておいてください。保育士が、保育で園児に教えるのは、小学校とは大きく違い、教育や食事に加えて清潔、排泄、着脱、睡眠に至るまでの基本的な生活習慣になります。集団生活の場ですから、生活習慣というものは、家庭で行う自分中心なものとは違って、みんなと生活する環境の中での生活習慣になります。
 
実習の中で学ぶことは、それぞれの内容とスキルということになるでしょう。保育士さんは1日8時間を越える保育の中で長時間園児と一緒にいるわけですからその責任も重要です。上記6つの生活習慣の内容とスキルを学んでいただき、実習中に積極的に園児に関わることのできるようにしていただければと思います。
 

基本的生活習慣が大切なわけ

基本的な生活習慣はなぜ大切なのでしょうか。「早寝・早起き・朝ごはん」という標語のようなものが、サラリーマンの大人から小さい子どもまでの健康への合言葉になっています。大人になるとサラリーマンなどは、いくら遅く就寝しても早起きはしなければなりません。また、朝ごはんは午前中の脳の働きに影響するようで、朝ごはんを食べた子どもの学習能力は高い傾向にあります。(全国小学校学力・学習実態調査より)
 
こういうお話を保護者会の折にすることも非常に大切ですね。実習前にもこのようなことは、しっかりと調べてつかんでおくことですね。園でできる基本的な生活習慣は、好き嫌いなく食べる、おしっこ・うんちを自分でする、着脱などを自分でする…どんな過程でできるようになっていくのかはしっかりと把握して、園児が生活習慣を獲得する支援ができるようにしていきたいものです。
 
教育
基本的な生活習慣に教育をあげています。園児の場合は「遊び」を通しての教育になりますが、教育を習慣にすることで、学び方や吸収する力がついていきます。この遊びによってルールやマナーというものを学び、楽しいってこういうこと、喜びってこんな感じということも獲得していくのです。
 
気をつけたいことは、いわゆる教え込み教育です。保育士が園児の遊びの中心になってはいけません。遊びの内容やルールを教えたら、後は園児に任せます。子ども同士で遊びを発展させていくこともあります。これは、0歳児でもいえることで、道具を与えてあげて初めは一緒に遊んであげると、その後は、なめる、噛むなどの一人遊びができるようになります。
 
このような支援をしながら教育をする保育士ですから、その内容は欠かさずに保護者の方に伝えて家庭でも実践してもらうことも大切になります。よく保護者の方が我が子に「今日保育園で何をした?」と聞かれます。「わからない」という答えが多いのですよ。もし、毎日聞いてあげたらこんなことはありません。今日の保育内容(歌を歌った、どんな絵を描いた、外遊びで何をした)は、こうだったということを保護者の方にも分かってもらいたいものです。
 
保育園の教育の方法としては、保育の内容の中で、褒めたり認めたりすることになります。ですから褒めたり認めたりする表現方法を学んでおく必要があります。例えば、全体の場で「○○ちゃん、大きな声で歌ってるね。」という一言で、○○ちゃんは喜ぶだろうし、他のみんなは負けないように大きな声を出すでしょう。これが教育なのですよ。褒め方、認め方を持っておきましょう。
 
睡眠の習慣
お家では早寝早起きの習慣づけが必要です。保育園では、園のある日は「7時には起こして8時のバスの時間に遅れないようにしてくださいね。」というお願いをします。ほとんどの保護者の方は守っていただけるのですが、睡眠時間は分かりません。しかし、10時を過ぎた頃には、睡眠時間の短かった園児は「こっくん。こっくん」となるものです。
 
園で行う睡眠は、主に3歳児ぐらいまでに行う「おひるね」です。実習生のあなたは、園でのお昼寝の時間を見たことはありますか。暗くしたお部屋にみんなでごろ寝、保育園によっては静かな音楽をかけておられるところもあります。そんな中で園児たちはすやすやとよく寝ているのです。昼食後にお昼寝ですから自然に眠くなりますね。でも寝ない子は寝ないんですよ。
 
決まった子です。その間、保育士さんはそばについて、トントントンと体をやさしく叩いてあげるのですが、入園当初はなかなか寝てくれません。でも根気強く毎日寝かしつけることを続けますと寝てくれるようになります。これが基本的な生活習慣を身に付けることになるのです。ただ、その後はご家庭にも睡眠について指導をしなければなりません。