真剣に保育士を目指す方、必見!保育実習での不安を取り除くための解決策

園児に生活習慣を身に付けるためにやるべきことPART2

ここでは、
園児に生活習慣を身に付けるためにやるべきことPART2
 
をご紹介します。
 

食事の習慣

食事については、保育園では昼食ということになります。大切なことは、冷たい冬場であっても正しい手洗いから始まるということです。0歳児からいろいろな昼食指導がありますが、まずは手洗いであることを心得ておいてください。あなた自身も今日の今からしっかりと手洗いの習慣をつけておくことです。
 
昼食の指導で大変なのは1~2歳児でしょう。手で食べるのもOKとしているところもあります。まだまだフォークやスプーンがうまく使えない園児は、すぐに手も使い出します。昼食を全部食べさせるか、フォークやスプーンの使い方を教えるかということになりますが、「こうだよ」と教える瞬間はあってもいいのですが、徹底的に教えるということはやめておいたほうがいいです。
 
5歳児にもなると、お箸を使い出します。手をコントロールすることは、大人でもいろいろな持ち方をされているのを見ます。こぼすのは仕方ありません。コントロール能力の差で早い子、遅い子がいるのは当たり前のことという捉え方でいきましょう。このこともフォークやスプーンの場合と同じでこぼしてOKだという安心感を持たせながらお箸の使い方を覚えていくものです。
 
このように、手洗いから始まって、お友達と一緒に食べる楽しさや昼食を食べるのときのルールやマナーを覚え、片付けの仕方も学んでいきます。園児の食事の習慣は、これから小学校での集団生活に飛び込む前に必要な生活習慣がたくさんあるのですね。一人一人の成長には、できるだけ保護者の方と一緒に育てるということが大切なことも付け加えておきます。
 

衣服の着脱の習慣

幼児はよく靴下を脱ぎます。冬の寒い時期でも平気です。2歳になると家庭によっては衣服の着脱を教えますので、2歳児では衣服の着脱には大きな差があります。脱ぐことについては、経験も早いのですが、まだまだきちんと脱ぐのはできにくいです。裏返ってしまうのですね。裏返しの状態で、どう着るのかなと見ていますと、裏返しのまま着てしまう子が多いですよ。
 
ですから、脱ぎ方を教えるところから入っている保育園もあります。そうすれば着る時に困りませんね。でもなかなか難しいのは事実です。そこで、裏返しでもいいから脱いで、きちんと表返させるのです。その練習をした後に着ることを覚えていくようにするのです。
 
しかし、園児にとって着ることはなかなか難しいものです。ただ保育園で制服のところはみんなが同じという点はやりやすいですよ。ご家庭の協力を必要な衣服の着脱ですから、園と家庭での毎日の積み重ねが大切です。
 

排泄の習慣

2歳児にとっての試練のおトイレですね。これも家庭でどれだけ経験をしてきているかで大きな差があります。保育園によっては2歳児で、おむつをしている園児にも、園内だけはトイトレ(トイレトレーニング)のパンツをはかせているところもあります。基本的な生活習慣と言っても尿意や便意を催す時間も違いますので、その対応はたいへんです。おむつの交換やトイトレのパンツで失敗したときの対応などは、実習前に学んでおくほうがいいでしょう。
 

清潔の習慣

子育てでしつけというものがありますが、例えば0歳児にどんなしつけをしますか。それは「清潔のしつけ」なのです。0歳児ですからしつけるには大人の援助が必要です。お口の周りを拭いてあげる、ウンチのあとを拭いてあげる、夏場には汗を拭いてあげるなど、きれいにていねいにしてあげる習慣が非常に重要なのです。
 

粘り強く、保護者と連携して生活習慣を

2歳児ぐらいから4歳児にかけては「自分でする!」と言い張って聞かない子どもさんもいます。自主性があっていいと思いますが、基本的な生活習慣を身に付ける上で邪魔をすることもあります。やりたい意欲と自分の能力のアンバランスということですね。
 
そんなときに役に立つのが、大学でも学んだと思いますが、身体や神経系の発達、運動機能などの適時性です。「やりたい」という気持ちを大切にしながらも「これができるようになったらね。」や「ここまで大きくなったらやろうね。」という心に傷をつけない言葉がけを場面に応じて考えておきましょう。

反対に「やってもらうと楽だ!」という知恵もついてきます。実際に実習をしますとわかりますが、あなたに対して「これ、やって」と甘えてきます。ここで、一人に対してやってしまうと、クラス全員にやらないといけなくなりますし、できることまで「やって!」と言うようになってしまいます。これではだめだとお分かりでしょう。
 
ここで保護者に協力を求めなければなりません。こんな例もあります。保護者がお迎えの時などに、親子のかかわりを見ますと、保育の力だけでは修復できないとわかります。実は保育士はその親子の関わりをから見抜かなければなりません。そして、保護者と時間をかけて教育(子育て)について話し合っていくのです。これは、実習中には難しいことですが、将来のためには知っておいてほしいです。